お隣さんのヒバが刈り込み過ぎて半分枯れてしまった
ここに引っ越してきたばかりの頃、2020年の5月頃だったかな。お隣さんが、「うちのヒバの植木の枝がお宅さんの庭にはみ出しているからご迷惑でしょう」とのことで、業者を頼んで枝を切り詰めてくださったのです。 しかし、うちの庭にはみ出さないようにと切ったら、切り過ぎたみたいで、うちの庭に面した部分が、完全に枯れてしまった。 ネットで調べたところ、ヒバは緑の葉が無くなるほど切り詰めてしまうと、新芽が出なくなってしまうものらしく、わざわざ私たちのために切ってくれたというのに、もうずっと枯れたままになってしまうのか、と気にかけていました。 それが、数か月後、真ん中の一番下の1か所だけ、新芽が出てきました。 そして約1年後となる今年の春、左の上のほう8合目あたりにも新芽が芽吹いてきたんです。なあんだ、新芽出てくるじゃん。もっと待ってればもっと出てくるのかな。 下の写真は、お隣さんのヒバの最近の様子。左上8合目あたりにいくつかと一番下の真ん中やや左にちょっとだけ緑の葉っぱがあるのですが、わかりますか? そもそも緑の葉が無くなるほど切り詰めると新芽が出なくなるってのはどういうわけなんだろう。 ①緑の葉の部分は光合成をして栄養分をつくるから、それを使って新芽が出る。だから緑の葉が無くなると、その部分は栄養が作れなくなるから新芽は出ない。 ②緑の葉は光を感じ取って、周囲の細胞に対してここは光があたるから、もっと葉を出せと指示を送るから新芽が出る。緑の葉が無くなると光を感じられなくなるから指示も出せず、新芽も出ない。 ③緑の葉のところには、新芽の元になる細胞がたくさんあるが、それを切ってしまうと新芽の元になる細胞が無くなってしまうから、新芽が出なくなる。 まあいろいろ考えられますけど、植物の行動(?)原理を考えると、光があるなら葉を出す感じがするなあ。たまたまその条件が揃ったところが、新芽が芽吹いたんじゃないのか。だったら、形成層がもうちょっとで露出するぐらいまで樹皮を削って、無理やり光を感じさせてやったら新芽が出てくるかも。 ってことで、試してみたいのですが、なにせお隣さんの植木だし、どうやってこの話を理解してもらうのがいいのか。うまくいかないかもしれないし・・・
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