実家の山のムシたち

実家のある岩手は、自然豊かなところなので、ムシもいろいろなのがいました。これはシロオビクロナミシャク(たぶん)。とてもすばしこくて、まともな写真が撮れません。シャクガの仲間ですが、夜行性でなく、昼に飛ぶ種類です。体つき、翅の模様、動き方までチョウっぽい。チョウっぽいやつでは、トラガやイカリモンガもいたのだけど、写真撮れず。

こっちはサカハチチョウの春型。この時期とても数が多いのです。

これはムシじゃなくて、トウホクサンショウウオの卵。子供の頃はよくサンショウウオをつかまえに近所の山に行ったものでした。飼ってみたりしてたのだけど、生きたムシやミミズしか食べないので、エサに困って結局山に返してましたね。トウホクサンショウウオ以外に、ハコネサンショウウオ(今はキタオウシュウサンショウウオと呼ぶらしい)もたくさんいました。でもハコネサンショウウオの卵は見たことなかったですねえ。見つけた人から話を聞いたという人によると、すごく見つけにくいところに産卵するとのこと。生活用水を取り込むために、渓流の中に設けた蓋付のコンクリート箱の取水口の中に卵があったらしいです。

ミヤマセセリ。この時期とても多いです。

ウスバシロチョウはほんとうに多くいて、ふわふわとそこらじゅう飛び回ってます。最盛期だったのかな。街中ではたまにしか見かけないのですが、山沿いに来るとたくさん飛んでいて驚くほど。

これは、ダビドサナエ。エゾヨツメなんかもいます。

エゾハルゼミもこの時期ならでは。たくさん鳴いてました。

ノビネチドリやホタルカズラなど、昔懐かしい草花も咲いていました。

売ってしまうのがもったいないようないい山だけど、そんなに行く機会もないし、やっぱり宝の持ち腐れなのだよなあ。

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