庭のキタテハ

去年の秋にも庭にやってきたキタテハ。去年は1頭だけだったのです。今年は2頭やってきました。10月頃から、キバナコスモスやブッドレアで1日中蜜を吸っています。写真の葉は秋型で、色は濃い目のだいだい色です。ハネのふちはギザギザしていてワイルドな感じ。

裏は枯葉みたいな濃い茶色。下の写真ではわかりにくいですね。いつもスマホで撮ってるのですが、未だに勝手がわからず、なかなかピントが合わせられなくて、もたもたしてるうちに逃げられてしまいます。

キタテハ、普通種なのですが、そんなに数が多いわけでもないし、ギザギザの翅がかっこいいので、庭に居ついてもらおうと考えて、この春、幼虫の食草であるカナムグラの種をまいてみたのです。すごく繁茂して始末に負えないツル草だとわかって植えたのですが、やはりすごかった。芽が出てすぐはかわいかったのですが、近くに植えてあるオミナエシ、フジバカマ、ハギなんかに次々からんでくるので、週1回ぐらい、からんだツルを剪定しながら育てました。9月くらいになって花が咲き始めると、ツルの伸びが止まっておとなしくなりました。
剪定の時、キタテハの幼虫がいないか探していたのですが、見かけなかったのです。カナムグラ、来年も育てようと思い、種ができるまで茂らせておこうと思っていたのですが、種は近所の空き地に行けばいくらでも採れるので、庭のは、春の花の芽によく日が当たるようにするため、刈り取ることにしました。
刈り取ってしまってから、繁ってる写真も撮っておけば良かったと思ったのです。遅かった。残念。
下は刈り取ったカナムグラ。


今年のうちに種を採ってきておいて、来年も育ててみようと思います。今年は幼虫が見つかりませんでしたが、成虫が2頭来てくれたのは、知らないうちにうちの庭で育ったやつがいたからかも、と思っているのです。

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